だがそのイベントとは、SUPER COMIC CITYという同人誌即売会。
しかも2日目の女性向けの日。

うわあ、もうそのような場所には足を運ばないだろうと思っていたのだが…
ぶっちゃけ一人じゃ行きたくねぇ！！

ああんでも、ナマ志方あきこ嬢を見れるチャンスでもあるし…
ぬはあ！

などと葛藤しつつ、案内任務終了。

その夜、マビノギをまったりプレイしつつ考えてみるも、やっぱり会ってみたい想いが強く、
9氏の力添えもあり、急遽潜入作戦を計画。

諸君、ミッション詳細は次の通りだ。

　１．どうせ行くならスコアブックとオルゴール集を購入
　２．志方嬢と握手！
　３．あわよくば記念撮影
　４．そして求婚
　５．6月に結婚式

以上、健闘を祈る。
ミッションスタート！

AM 6:30
9氏とは8時に某駅にて待ち合わせなのだが、朝日が窓から射し込み
目覚ましナシのさわやか起床。
ふっ、彼女に会いにゆくのだ、気合が入るぜ。

AM 8:00
9氏と無事合流。
電車での移動は時間帯のせいか、やや混雑気味。
目的地に近づくにつれ、女性率＆ソレっぽい雰囲気な人らが急上昇。
やべえ、あっちの人は見るからにアレだし、こっちの人は普通の女性ぽいのに
アスランキーホルダーをバッグにつけてるぜ。
あんたアスランもえかよ！

9氏「外見はまともでも、その中身は…」

うおソレ俺も含まれてるのかー？！

AM 9:00
ふっ、再びこの地へ踏み入れる事になろうとは…！

ここで俺と9氏は、ひとつ結論付ける。

「9割以上は女性だ」

そう、俺らを含め男性の姿はほとんどなく、見る人見る人 女女女！！
女の人が大好きな俺からすれば、ひゃほうな気分だぜ！
まあ質は別として（失礼）

ここで9氏は既に相当なダメージを受けている様子。
あははだいじょうぶさ、ほら、あそこにもそこにも普通っぽい女性がいるじゃないか。
目の保養しようぜ！

規格外な女性は見なかったことにするんだ！！（大失礼）

AM 9:15
入場時間は10時なのだが早めの到着。
ここで9氏がふと

9氏「あれ、この即売会って、入場にカタログとか必要だったりして」

えええ、そんなんあるんか！
情報不足だ大佐！
まあ、入れなかったら入れなかったでネタに…と思っていたら、
入場ゲートで山のようにカタログを販売しており、渋々1000円はらって購入し通過。
くっ、1000円もとられちまった

一般客はコミケに比べ、かなり少なくて入りやすいかもと思っていたのだが、
スタッフの誘導により奥へ奥へと進むと

なんじゃこりゃああああ

ざっと数えてみただけで、約5千人の人人人！

つか、女女女！！

そしてぱんちｒ

みんな油断しすぎ！
おっきしちゃうよ！！

女子高な雰囲気に似てるかもなこれ

中にはカワイイ子もいたりして、女性に囲まれ興奮状態の俺。
周りが女性ばかりで、えらい場違いな所に来てしまったとガクガクガクな9氏。
対照的な二人に幸あれ

AM 10:10
えらい待たされた後、やっとこさ入場開始。
入場の際に例のカタログ（コミックシティだとパンフレットというらしい）を頭の上に掲げてくださいとの
スタッフからの指令が下るが、9氏は顔を隠すように見せて通過。
そんなに恥ずかしいのか！
俺のようにほら、鼻の下をのばしながら行こうぜ！

間違ってBLブースに行って、男二人なんでアレに間違われてしまったら敵わんので、
ヒット＆アウェイよろしく、目的の志方あきこ嬢の場所を探す。
てか壁際かよ！
やっぱ大手扱いなんだなぁ

壁際だったおかげであっさり発見。
やはり少々列ができており、俺がそこに並んで購入する間に9氏はトイレタイム。
ふっふっふ、売り子に立っている二人の女性のどちらかが志方嬢なのだ。

そして俺の所まで順番がまわってきて

俺「コレとコレいただけますか？」

売り子A「はい、ありがとうございます！」

俺「つかぬ事を伺いますが、志方あきこさんは…どちらでしょう？」

売り子A「ああ、こちらです（→）」

売り子B「あ、はい、私です（汗）」

ふおおおお、目がぱっちりしてて、えらい可愛らしい人じゃないですか！
思わぬ緊張をしてしまう俺

俺「うあっ、お、お会いできて感激です！」

志方嬢「どうも（恐縮）」

俺「すみません、握手していただけますか？」

志方嬢「ごめんなさい、ちょっと手が熱いですが…（手を差し出す）」

うほあやわらけぇ
ここで後ろを確認すると後列ができており、あまり長居はできない様子。
迷惑をかけないようそそくさと挨拶をして、後ろ髪を引かれる想いだがこの場を後にする。

くう、一緒に写真撮りてぇ！
そしてけｋｋ（略）

だがカタログの注意書きを見ると、場内での人の撮影等は禁止されておるとのこと。
それだけじゃガマンできんので、こっそりパシャリ

手前の男の人が邪魔！
てかこの人、長々と話をし続けてるし！！
俺ももっかい戻ってお話したいってばよ

ここで9氏がトイレより戻り、やや不満は残るがメインミッションは遂行したと伝える。
ああ、とりあえずは満足だなぁ

この握手した右手は、一生洗わないぞ！
などと冗談めかしつつ他のサークルの出し物を見ると、アクセサリや小物など
いかにも女性らしいものが目に付く。
こんなのは男性向けの時は見れないよなぁと思い、一応まわってみることに。

それで勢いがついたおかげか、他にネタになりそうなものを探そうと、
BL系以外のところをまわってみると、高河ゆんや新谷かおるなど
ビッグネームな人達も参加している事に気付く。
んで、その列はやっぱ外にながーいのな！
すげえぜ

特にネタになりそうなものを発見でききなかったため、
それじゃBLも見てみようぜ！と、9氏を引き連れいざ参る。

だがしかし、作家が女性なためかどうか、表紙やポスターなどは
あからさまにアレなものが描かれているのはなく、他のサークルとの違いがよくわからん。
やっぱ本の中身を見ないとわからんのか！
そこまでするのもなぁ…

AM11:20
結局目立ったネタも見つけられないまま、ホールを後にする二人。

俺「じゃあさ、そこらに歩いている俺好みのゴスロリ娘を捕まえて、
　　一緒に写真撮ってもらおうぜ！」

9氏「ネタのためにそこまでするのか！！」

まあ会場内での撮影は禁止されているわけで、結局断念。
つか、また昨日と同じオチにしたいのか俺！

朝早くからお付き合いいただき、誠にありがとうございました＞9氏

追記。
女性に囲まれるのは、結構好きだという事が判明しました
オスの血がふつふつと…な！

追記2。
この日の夕刻より、志方あきこ嬢スキスキ症が発病！
三日ほど、寝ても覚めても志方嬢の事ばかり考えてましたとさ