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潜入、メイドカフェ
東京都民になったからには、いつかは体験しなければならないだろうと思っていた。
そう、それはいまや各メディアのいいネタにされているにて報道されているメイドカフェ!
この春分の日という絶好の機に集まった有志は、我が弟とその友人O氏とT氏の2名、そして俺の総員4名。
決戦の地、秋葉原へいざ出陣!!
それではすみやかにご移動よろしくお願いいたします。
だがしかし、この4名いずれもメイドカフェは未体験。
時代は情報戦ということで、とりあえずネットで有名店などを検索。
すると我々の目に、こんなモノが飛び込んできた!!
■一度は行ってみたいメイド喫茶店ランキング - goo ランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking.php?C1=051ki&C2=minna_maidcafe
gooさんよ、なんでこんなランキングつくってんだ…
見直した
こんなランキングがあてになるのか疑問を感じつつも、メイドカフェという未知なる分野に関してちんぷんかんぷんだった我々は、とりあえずこのランキングを元に潜入する場所を選ぶ事に。
まずは1位となっている@ほぉ~むcafeから調査。
とりあえずサイトを見てみると
■秋葉原 メイドカフェ @ほぉ~むcafe
http://www.cafe-athome.com/
えーっと、ここでは好きなメイドさんが作った料理を味わえたり(指名制)、@ほぉ~むcafeのメイドさん達のアイドルユニット「完全メイド宣言」のイベントがあったり、21日には撮影会があったりと…
やばい、いきなり濃いじゃないか!!
さすが1位だ、1位すげえよ…
メイドカフェ初心者の我々にとって荷が重過ぎるという事で、@ほぉ~むcafeはスルー
しかしT氏曰く
T氏「ヘビィなところがいいじゃん」
T氏、アンタすげぇよ
でも今回はもっとやさしいとこで!
次に調査した所が2位のCURE MAID CAFE。
■CURE MAID CAFE'WEB
http://www.curemaid.jp/
ここはなんでもコスプレの殿堂 コスパが運営する正統派メイドカフェだそうで、他店のようなイベントショーや撮影会などはせず、お客様に媚びない接客をしているんだとか。
わりと初心者向けか…?
てかもうここでいいや…
調べてるだけで、なんだか疲れてきたですよ
そして買い物や物色等を済ませ、アキバへ到着。
駅から出ると、ピカチュウモドキの着ぐるみを着た人や、連邦軍制服やらジオン軍制服やらを着たおねーさんらがビラ配り
お、俺は負けんぞ!
イナカモンをナメんな!!
そっからちょっと進むと、あちらこちらでメイドもビラ配り
ごめん負けた
そこでO氏が一言
O氏「おい、あの子に“いくら?”ってきいてこい」
なんの値段だよ!
てかそういう呼び込みじゃないから!!
つかそういうのだったら俺がいくから!!!
CURE MAID CAFEはジーストアアキバの6Fにあるそうだが、その1Fのガシャポン会館に入店した時点で、こういう場所に免疫のないO氏が音を上げはじめる。
ガシャポン景品の展示品に全裸の女キャラがあったりするが、無視して歩き続けるんだ!
止まったら死ぬぞ!!
O氏を叱咤激励しつつ店内奥に進むと、エレベーターを発見
そのエレベーターで一気に6Fへ
エレベーターの扉が開かれると、そこはもうメイドカフェだった!
メイド「いらっしゃませ。申し訳ありませんが、ただいま満席となっております。名前をこちらのほうへお書きになって少々お待ちくださいませ」
おおう、「ご主人様」という言葉が入ってない!
さすが媚びてないと言われるだけあるなぁ
だがしかし、ここでT氏が
T氏「ご主人様って言ってくれないと、普通の喫茶店と同じじゃん」
ごめんT氏、今回はここで勘弁してくれ!
店内を見渡すと、パッと見はホント普通の喫茶店。
客層はというと、以外に普通の女性やカップルも多く、やはりみんな最初はやさしめなトコロをとココを選んで来ているようだ。
まあ、中には見るからにアレな人もおりましたが…
今日は祝日のためか客入りも上々で、ひっきりなしに来店者ががが
並んでいるうちらを見て、帰って行く客も多いがな!
接客しているメイドを見ると、髪が長めで線の細めのオレ好みなコを数人発見。
ああ、あのコにキミいくら?ってききたいものだ
待つこと十数分
やっとこさ席に付き、好みのコにメニューを渡されちょっとトキメキメモリアルしつつそれに目を通すと、そこには「店内では撮影・録音等の行為はご遠慮ください」の文字が。
録音するやつなんているのかよ!!
ああ、いるかもなぁ
てかもう入り口で写真撮ってまった気がするが、それはもう過去の事なので水に流そうじゃないか。
男は過去に囚われないものなのだ
きびきびとした接客をするメイドが接近してくる度に、O氏はどうにも目のやり場に困るらしい。
ここのメイドのスカートは長めのはずなのに、どうしてそんなに恥ずかしがるんだ!?
さあ、心を無にして受け入れようじゃないか、などと説得していると、店内奥から一般客と思われる関取級のゴスロリファッション女が出現
ここでO氏ブチギレ
O氏「アレ倒していいか?」
O氏、おまえを一人で行かせるわけにはいかない、俺も一緒にいくぜ!
と、いきなり意気投合
しかし店内で暴れるわけにもいかないので、ここは大人の対応でグッとコブシを収める。
無事に初メイドカフェを体験した4人は、その後居酒屋にて反省会。
あの客入りを見たO氏は、別の意味でメイドカフェを気に入ったらしく
O氏「脱サラしてメイドカフェを経営すれば儲かるんじゃね?」
その際は俺にも協力させてくれ!
そして夜のメイド教育は、是非俺に!!
さらに話は弾み、俺のメイドカフェには夜の裏メニューを作るとかなんとかと、もはやカフェなんだか風俗なんだかわからんトコロまで飛躍。
結論
メイドカフェは風俗でいいんじゃね?
あれ、そいやコスプレパブとかあるな…
追伸、4月には1位のトコロへ行きましょう
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